船室。バウ・キャビン(フォクスル)、アフト・キャビン。中央はメイン・キャビンというよりメイン・サロンということが多い。また、デッキの下という意味で、ダウンビロー(down below)と呼ぶことも多くなってきている。
フォアキャビン【forecabin】
前部船室。フォワード・キャビン、バウ・キャビン、フォクスルなど、さまざまな呼び方をする。
アフターキャビン【aftercabin】
船尾にある船室。コクピットが前寄りにあるヨットでは、それより後ろにコンパクトなキャビンを設けている。アフト・キャビンともいう。
クオーター・バース【quarter berth】
メイン・サロンの斜め後ろにあるバース。クルージング艇では立派な部屋になっていることも多いが、レース艇ではコクピット形状から穴蔵のようになる。でも、これがなかなか帆走時には寝心地がいい。
ギャレー【galley】
船の炊事場。船ではキッチンという呼称はほとんど使われない。古代の手こぎ軍艦、ガレー船のガレーも同じ綴り。さらには、出版界で使われるゲラ刷り(出版前のチェック用校正紙)のゲラもgalleyが訛ったもの。
ヘッド【head】
船ではトイレのこと。船首部にトイレがあった大航海時代の帆船に由来するらしい。