舵棒、舵柄(だへい、かじづか)。舵軸上端、または舵の上端に取り付けられた長い棒で、ここを左右に動かすことで舵板(ラダー・ブレード)の角度も変わる。ホイール・ステアリングに対して、ティラー・ステアリングという。構造が単純で、ティラーを持ったままでの行動範囲が広くなるが、船が大きくなると操作が重くなる。
ティラー・エクステンション【tiller extension】
ティラーの先端に取り付けた自在棒。より遠くからティラー操作ができるようになる。エクステンション自体が伸縮するテレスコピック・タイプもある。
コクピット【cockpit】
デッキから一段下がった窪みをいう。一般的な英和辞典では「ヨット、ボートの操縦席」とあるが、『ヨット、モーターボート用語辞典』では「コクピットを操縦席と同義語ととらえる向きがあるが、誤りである」とある。いずれにしても、ここで舵をとったりセー...
ラダー【rudder】
舵。主として船尾水中に取り付けられる、船の向きを変えるための平面または翼型断面を持つ板。軸によって左右に回転させ、回頭や直進安定性を保ち、横流れを抑える役目も負う。また、操舵装置すべてをひっくるめて舵という場合もある。...