海難

波の山から山までの長さ。電波においては波長とは別に、1秒間に繰り返される波の数を周波数として表現し、波長が長い＝周波数が低い、波長が短い＝周波数が高い、ということになる。

昼間用の遭難信号として、オレンジ色の煙を発することで自艇の位置を知らしめる、火工品の一つ。小型船舶用の法定備品に含まれるが、国際規格であるSOLAS仕様なので、OSR CAT-4で要求されるOrange Smoke Flares （LSA...

U字型をした救命浮環。馬蹄形救命浮環ともいう。

法定備品の火工品で、落下傘付信号のこと。

気圧計。気圧の上がり下がりから、低気圧が近づいているのか、遠ざかっているのかが分かる。またその下がり具合が著しい時ほど、風が強く吹くことが予想できる。情報の多い昨今だが、天気予報などのデータがまったく入手できない非常時には、ものすごく心強...

船体がピッチング（縦揺れ）によって波に叩きつけられること（punching）なのかと思っていたが、pant（あえぐ、息を切らす）のpantingである。波の衝撃によって、船首付近の外板が凹凸を繰り返すことなのだそうだ。船首が波に突っ込む時...

緊急呼出。国際的に取り決められた無線電話の緊急信号発信時の呼び出し。遭難呼出である「メーデー」に次ぐ優先順位を持ち、他の通話は中断しなくてはならない。落水者が発生したときなどに使われる。

Personal Floatation Device。救命胴衣（ライフ・ジャケット）のように浮力を持って人間が溺れないようにするための用具。着衣式のものだけとも限らないので、こう呼ばれる。

　1：落水者を船に引き寄せるために投げるライン。したがって、このエンドは船の側に結びつけておく。対してダンブイや自己点火灯は、落水者を見失わないためのもので、救命浮環に繋ぎ、船に結びつけておくものではない。……と、OSRでは用法が明確にな...

セールを揚げたまま船を止めて漂泊すること。 タッキングの要領で風に立てた後、ジブシートはリリースせずにそのまま逆ジブにしてバウダウン。舵は戻して風下側に切る。艇の性格やメインセールとヘッドセールのコンビネーションによって、メ...