ロープ

2:艤装

セルフテーリング・ウインチ【self-tailing winch】

通常のウインチは、テーリングしながらウインチ・ハンドルを回すことによってロープを巻き上げていく。これでは片手でハンドルを回すか、2人がかりで作業を行わなくてはならない。そこで、テーリングなしに巻き上げられるよう、ドラム上部に溝車を設けたウ...
2:艤装

ダイニーマ【DYNEEMA】

東洋紡の超高分子量ポリエチレン繊維の商品名。主にロープに用いられる。最初にこの原稿を書いた時点では、スペクトラの方が普及していたので、スペクトラの項で詳しく説明したが、現在の日本ではダイニーマの方が普及している。
2:艤装

ダクロン【DACRON】

米国のデュポン社が持つポリエステル繊維の商品名。
2:艤装

だんせいりつ【弾性率】

物体の伸びを表した数値で、加えた力と伸びの比。弾性率が高いというと伸びにくいことを意味する。対して、強度というのは強さの程度をいい、どれだけの力を加えたら壊れるかということ。弾性率が高いからといって、強度が強いとはかぎらない。ハイテク素材...
2:艤装

ツー・ハーフヒッチ【two half-hitches】

ロープの結び方のひとつ。ハーフヒッチを2回行うもの。
2:艤装

テークル【tackle】

てこや滑車を利用した増力作用をパーチェス(purchase)といい、滑車を使った増力装置をテークルという。ラグビーのタックルと同じ綴りだが、海事用語ではテークルになる。理科の時間に習ったとおり、動滑車の数が増えると増力作用も倍増する。「パ...
2:艤装

テーリング【tailing】

ウインチに巻き付けたロープを引っ張る動作。引っ張る役のクルーをテーラー(tailer)、ウインチを巻くクルーをグラインダー(grinder)という。
2:艤装

テール【tail】

本来は尻尾という意味だが、ヨットではロープ・エンドをいう。ロープには両端あり、どちらもエンドだが、しかしそれだとロープの結び方などを説明する際に紛らわしい。筆者は、結び目の開始部分をエンド、長く余っている方の端をテールと呼び分けている。が...
ロープ

ナイロン【nylon】

ポリアミド系合成樹脂。ここから造った繊維でロープやセール・クロスに、あるいはクリートなどの成型品になったりもする。
2:艤装

ノーメックス【NOMEX】

デュポン社のアラミド繊維の商品。ケブラーやテクノーラがパラ系アラミド繊維であるのに対し、こちらはメタ系アラミド繊維。同様のものが、帝人からもコーネックスの商標で出ている。耐熱性が非常に高く、消防服やカーテンなどに用いることが多いようだが、...
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