構造

1:ヨットとは

カンティング・キール【canting keel】

バラスト・キールを風上側に傾かせることによって、より大きな復原力を持たせるキール。逆に考えると、同じ復原力を求めるときには、固定キールよりもバラストを軽くできる。高性能のレーシングヨットのために開発されたシステムで、通常は油圧でキールを左...
1:ヨットとは

ガンネル【gunwale】

船体の上の縁。船べり。上といってもどのあたりからが上なのか、帆船と違ってヨットはツルンとしているので分かりにくい。日本語にすれば舷か。デッキ端と接している部分=レール(rail)も、ほぼ同じ部分を指す。
1:ヨットとは

キール【keel】

竜骨。本来は船底を前から後ろまで通して配置された部材で、ちょうど船の背骨のような存在。しかし現在のFRP製ヨットでは、こうした部材はない。船首から船尾までの船底中心部をキールということもあるが、船底後半はフラットだったりするので、これでも...
1:ヨットとは

キール・ストラット【keel strut】

バルブ・キールのバルブを支える翼状の部分。
1:ヨットとは

キール・バルブ【keel bulb】

重心を下げるため、キール下端に取り付けられた砲弾状の鉛の固まり。砲弾状のバルブ部。それをぶら下げる板をキール・ストラットという。バルブ部で復原力を、ストラットは揚力の発生を担当する。
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キール・ボルト【keel bolt】

バラスト・キールを船体に取り付けるための太いボルト。
1:ヨットとは

ぎそう【艤装】

船の装備全般、またはそれらを取り付けること。本来は恒久的に取り付けられた装備あるいは取り付け作業(工事)をいうが、ヨットの場合帆走前の準備としてランニングリギンなどをセットする作業も含まれる。セーリングを終えて、それらを取り外して片付ける...
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キッキング・ストラップ【kicking strap (英)】

ブーム・バング。キッカーということもある。
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キックアップ・ラダー【kickup rudder】

跳ね上げ式の舵板。砂浜に上げる時(ビーチング)など、舵を跳ね上げて海底にこすらないようにする。
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きっすい【吃水、喫水】

水面から船底までの深さ。ドラフト。ヨットの場合は、一番深い部分(キール下端部分)の深さをいう。
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