構造

1:ヨットとは

イオンかけいこう【イオン化傾向】

金属元素の電気化学的活性の強さを示す順列……というと難しいが、金属がイオンとなって溶液中に入ろうとする度合のこと。電食を理解する上で、重要な要素となる。亜鉛はイオン化傾向が高いので、電食防止に使われるわけだ。
1:ヨットとは

いっぱんはいちず【一般配置図】

船の設計の基本図面。側面図と上面図からなり、キャビン配置などが分かる。セール・プランと並んで、ヨット購入の際の基本的な目安となる。ジェネラル・アレンジメント(general arrangement)。
1:ヨットとは

インサイド・バラスト【inside ballast】

バラスト・キールとは異なり、船体内部(通常はボトム部分)に固定されたバラスト(重り)。動きまわると危険なので強固に固定されているが、船の前後トリムの調整や、レーティング対策など、移動したいときには、ボルトを外すなどしてわりと簡単に調整でき...
1:ヨットとは

インジェクション【injection】

サンドイッチ工法などで、樹脂を含浸させるために圧力をかけて注入すること。その工法。
1:ヨットとは

インスペクション・ハッチ【inspection hatch】

船体やタンクなど、内部の点検、整備、艤装の取り付けなどのために取り付けた水密のふた。
1:ヨットとは

インナー・ハル【inner hull】

FRPのメス型で艇体を作ると、艇体内側はあまりきれいには仕上がらない。木工の内装にすれば豪華だが、コストがかかる。そこで、内装そのものをインナー・ハルとしてFRPで作って船体内部に接着し、コストを削減しつつきれいに仕上げようという苦肉の策...
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インナー・モールド【inner mold (米), inner mould (英)】

インナー・ハルを作るための型。インナー・モールドを作るための型は、インナー・モールドのモールドになるのだろうか? 改めて考えると、インナーモールドはどうやって作るんだろう?
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ウイング・キール【wing keel】

キール下面にウイングを付けた特殊なキール。吃水を深くせずに重心を下げる効果があるほか、風上航においてキールの揚力を増すといわれている。1983年のアメリカズ・カップにおいて、カップを勝ち取った〈オーストラリアII〉が装備していたことで大き...
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ウエストこうほう【WEST工法】

Wood Epoxy Saturation Techniqueの略。高性能の樹脂を用いた木造工法。木材にエポキシ樹脂を染みこませて固め、軽量にして強靱な船殻を作る。
1:ヨットとは

ウェット・ラム【wet lam】

プリプレグに対して、従来の樹脂を含浸させて積層(laminate)していく工法。
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