ナビゲーション

方向探知器、または無線方向探知器（RDF：radio direction finder）。指向性の高いアンテナを利用して電波を受信し、船位を測定する装置。GPSの普及にともない、最近はほとんど使われなくなった。略して方探（ほうたん）と呼ば...

一定の水面に固定的に設置された漁網。略して「定置」ともいう。

海図の上で距離を測る道具。両端が針になったコンパス状のもの。

夜間の停泊時に灯す白色全周灯。全長12m未満の小型船舶はマスト灯と船尾灯をこの白色全周灯で代用できるとあるので、運用する側としては使い方が極めてヤヤコシイ。

1日に走る航程。通常、正午から正午までに走った距離をいう。

→そくちけい

推測航法、推測位置。針路と航走距離から、船位を割り出す方法。デッド・レコ。DRまたはDRPと略記する。これに潮の影響などを考慮して導いた推定位置をEP（estimated position）として区別している。GPS使用禁止の外洋レースが...

音波（といっても音は聞こえない）の反射から水深を測る機械。音響測深儀。魚群探知機も同様の仕組みだが、魚群探知機はさらに連続的に海底の様子をモニターに映し出すので、釣りをしない場合にもこちらの方が便利。GPSと組み合わされたものもあり、価格...

船乗り独特の角度の単位。360°を32等分した11.25°が1点（one point）。半端なようだが、90°は8点になる。プレジャーボートでは、この単位を使う人はほとんどいないが、商船では現在も使われている。また、英語では風上に向かって...

気象情報が描かれた図。よく目にする地上天気図には、地表での気圧や風向、風力などが記されている。ラジオの気象通報から天気図を自筆するのが、もっとも原始的かつ基本の入手方法だが、最近ではインターネットでも入手できる。