係留

ヨットやボートを陸上に揚げること。普段から上架して保管している艇を陸上保管艇とか上架艇という。降ろすのは下架（げか）。

アンカーは再び引き上げることを念頭に投下するが、シンカーはめったに引き上げることはない頑丈な重り。ブイ係留などではシンカーからチェーンを取り、そこに係留ロープを繋いだりする。

桟橋などを離れる直前に、最後まで必要な最低限の係留索を残して他を取り込むこと。その状態、またはその作業。

ボートやヨットのトランサムから水中に延ばし、昇り降りに使う梯子。

アンカー・ラインの長さを、水深で割った数値。水深の4～5倍、時には7倍以上が必要になる場合もある。細かいことをいえば、水深にアンカー・ラインの出る船首までの高さを加える。

岸壁などに係留する際、船尾を岸壁に直角に付けて係留索をとり、船首を海側にしてアンカーやブイで固定する方法。艫付け。

係船索のひとつ。船首から後ろへとるものをバウ・スプリング、船尾から前にとるものをスターン・スプリングという。

マリーナでの係留場所。あるいは、トレーラーに乗せたボートを上げ下ろしする斜面（ランプ）のこと。日本ではスロープと呼ばれている。

上下架に用いる丈夫なベルト。

力をあわせる時のかけ声。地域によっては「こーの」ともいう。