船舶が夜間に点ける灯火。左右の舷灯、船尾灯、マスト灯などからなり、『COLREG(Convention On the InternationaL REGulations for Preventing Collisions at Sea)条約』、『海上衝突予防法』、『小型船舶安全規則』等によって、色や照射範囲、光達距離が定められている。
衝突予防には、目視した他船の灯火からその進行方向を推察する技が重要だ。つまり、他船の灯火をどう見極めるか。
あるいは、レーダーに映りにくい小型の外洋ヨットからすると、他船に発見してもらうためには法律うんぬん以前に定められた灯火の夜間点灯は必須だ。
となると、低消費電力のLED航海灯はバッテリーに限りのある外洋ヨットにはありがたい装備だ。電球式の航海灯を使っているなら、いますぐLED航海灯に取り替えて損は無い。