1：ヨットとは

FRPの工法のひとつに硬化時に圧力をかける方法があり、その際に用いられるビニールなどでできたシート。ポンプでシート下の空気を吸引し、大気圧をかけることで接着を確実なものにする。

→デラミネーション

フラクショナル・リグのバリエーションのひとつで、I（アイ）ポイントがより上（マストの7/8付近）に付いているもの。最近のクルーザーレーサーに多い。 7/8の位置にIポイントを置くと黒い線になる。実際はこれより上にあるものでも7/8リ...

キールとラダー間の船底部に設けた膨らみ。造波抵抗の減少に役立つとされたアイデアだったようだが、最近はほとんど見かけない。

アルミニウムやアラミド樹脂を蜂巣状にした部材のこと。ハニカム・コアの略。これだけではスカスカのヘナチョコだが、これを心材（コア）としてカーボン・プリプレグなどのスキンで覆い固めれば、軽くて硬い複合材になる。ただし穴が開くと、コアはスカスカ...

船内の内張で、幅の狭い板を間をあけて並べて貼り付けるもの。ばら打ち張りとも。

船に積む重り。ヨットのバラスト・キールといえば、鉛や鉄でできたキールのこと。インサイド・バラストといえば、船底部に固定した鉛のこと。また最近では舷側に設けたタンクに海水を入れるウォーター・バラストを装備するヨットもある。

→バラスト

船体、または船殻のこと。 船殻というと骨組みや外板、甲板などの構造物としての船体という意味合いが強いようだが、ヨットでは構造よりも船型（hull form）に視点が向くことが多い。よって、hull＝船体のほうが良いのかも。