セール

セールトリム、アップウインドとダウンウインド

1:ヨットとは

アタック・アングル【attack angle】

翼と流体との成す角度。迎角、迎え角、angle of attack。セールの場合、その基準は前縁と後縁を結んだ見えない線(これをコードという)と見かけの風の成す角度になる。
3:セーリング

アップウインド【up-wind】

風上にある目的地に向けてクローズホールドでタッキングを繰り返しながら進むこと。そのコース。ビーティング(beating)、ビート(beat)ともいう。日本語なら風上航、真上り(まのぼり)。つめ、とも。
3:セーリング

あてかじ【当て舵、counter rudder】

ヨットの舵は、方向転換のためだけにあるのではない。最も重要な役割は、真っ直ぐ走るように調整すること。さまざまな要素でヨットは左右に曲がろうとする。それを押さえるために切る舵が「当て舵」。カウンター・ラダー、カウンター・ステアともいう。
3:セーリング

アパレント・ウインド【apparent wind】

見かけの風。船の上では、真の風と船の動きによって船上で感じる風を合成した風をいう。見た目はマッチョなくせに根性がない男を、見かけ倒しの意から「アパレントな奴」という。
3:セーリング

アビーム【abeam】

 1:船の横方向。真横。「A灯台をアビームに見て……」。 2:真横から風を受けて走る「ウインド・アビーム」の略。
3:セーリング

アングル【angle】

ヨットの上で「アングル」といえば上り角度のこと。造船界では山形鋼。断面がL字形の棒鋼をいう。
3:セーリング

イーズ【ease】

シート(ロープ)をゆるめる動作。ゆったりとした、ゆるい……のイーズだ。外国人セーラーと一緒に乗る機会が多くなった1980年代から国内で急速に普及した言葉。今ではヨット用語として日常的に使われつつあるので覚えておきたい。対して、引き込むのは...
3:セーリング

インサーター

インデューサーのまたの名。
3:セーリング

インデューサー【inducer】

セールのバテン・ポケットに、バテンを押し込んでセットする時に使う短い棒。正式名称は不明。「インサーター」、「おっぺし棒」、「あれ」など、地域によって呼称が異なる。セールを買うと付いてくるものなので、正式名称がなくてもなんとかなっている。
3:セーリング

ウイング・セール【wing sail】

飛行機の翼をそのまま立てたような形のセール。レーシング・カタマランや、スピード記録を狙う艇に用いられることがある。リジッド・セールやソリッド・セールともいう。かつては際物扱いされていたが、アメリカズカップでウイングセールが採用され、俄然注...
タイトルとURLをコピーしました