3:セーリング

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アップウインド【up-wind】

風上にある目的地に向けてクローズホールドでタッキングを繰り返しながら進むこと。そのコース。ビーティング(beating)、ビート(beat)ともいう。日本語なら風上航、真上り(まのぼり)。つめ、とも。
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あてかじ【当て舵、counter rudder】

ヨットの舵は、方向転換のためだけにあるのではない。最も重要な役割は、真っ直ぐ走るように調整すること。さまざまな要素でヨットは左右に曲がろうとする。それを押さえるために切る舵が「当て舵」。カウンター・ラダー、カウンター・ステアともいう。
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アパレント・ウインド【apparent wind】

見かけの風。船の上では、真の風と船の動きによって船上で感じる風を合成した風をいう。見た目はマッチョなくせに根性がない男を、見かけ倒しの意から「アパレントな奴」という。
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アビーム【abeam】

 1:船の横方向。真横。「A灯台をアビームに見て……」。 2:真横から風を受けて走る「ウインド・アビーム」の略。
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アフター・ガード【after guard】

帆船時代からある言葉のようだが、現在のレース艇ではスキッパーやタクティシャン、ナビゲーターなど、船尾付近に陣取る首脳陣をいう。
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アマチュア・セーラー【amateur sailor】

職業としてではなく、趣味としてヨットに携わる人。ヨットレースの参加資格として、プロのセーラーを排除する規程を設けているイベント、クラスも存在する。ところが、プロかアマかの境目はなかなか難しい。セールメーカーで働いている人は全員プロのセーラ...
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アメリカズ・カップ【America’s Cup】

ヨットレース界で最高峰といわれるマッチ・レース。防衛者と挑戦者の1対1によるカップ争奪戦。1851年のワイト島一周レースで優勝した〈アメリカ〉(号)の艇名に由来する。以来、米国勢が守り抜いてきたが、1983年にオーストラリア勢が勝利を収め...
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アメリカズ・カップ・クラス【International America’s Cup Class, IACC】

アメリカズカップのために制定されたヨットのクラス名。エー・シー・ボートとも呼ばれる。規格は変遷を遂げ、『用語集』出版時はAC72という大型カタマランだったが、web版用に書き直そうと思ったものの、あまりに変化が激しいのでちょっと落ち着いて...
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アラウンド・アローン【Around Alone】

後に「ファイブ・オーシャンズ(5 Oceans)」と名称が変わった、一人乗り寄港型世界一周レース。その前はスポンサー名から「BOC単独世界一周レース」と呼ばれていた。その後、1人乗り無寄港のヴァンデ・グローブ(Vendée Globe)へ...
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アングル【angle】

ヨットの上で「アングル」といえば上り角度のこと。造船界では山形鋼。断面がL字形の棒鋼をいう。
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