1:ヨットとは カンティング・キール【canting keel】 バラスト・キールを風上側に傾かせることによって、より大きな復原力を持たせるキール。逆に考えると、同じ復原力を求めるときには、固定キールよりもバラストを軽くできる。高性能のレーシングヨットのために開発されたシステムで、通常は油圧でキールを左... 1:ヨットとは構造
1:ヨットとは ガンネル【gunwale】 船体の上の縁。船べり。上といってもどのあたりからが上なのか、帆船と違ってヨットはツルンとしているので分かりにくい。日本語にすれば舷か。デッキ端と接している部分=レール(rail)も、ほぼ同じ部分を指す。 1:ヨットとは構造
3:セーリング かんのんびらき【観音開き】 追い風での帆走中、メインセールの逆側にジブを開いてセーリングすること。左右の扉を中央から両側に開くさまを観音開きといい、仏壇などに用いられるさまからこういう。単に「観音」とも。 3:セーリングセール
デッキ艤装 ギア【gear】 1:道具、用具、装備一式。デッキに備えてつけてあるものは「デッキ・ギア」。 2:衣服。ユニフォームやカッパは「クルー・ギア」。 3:歯車。ウインチの中の歯車も「ギア」。 デッキ艤装個人装備
3:セーリング ギア・ラウンド【gear round】 スピンシート、アフターガイ、スピンハリヤードを束ねて、反対舷に移動すること。この場合の「ギア」は、シャックルやロープ類を差す。 3:セーリングセール
3:セーリング キーボード(キーボーダー)【keyboard, keyboarder】 ドッグハウス(キャビントップ)上に、ハリヤード類のストッパーがずらっと並ぶとキーボードのように見えるため、それを操作するクルーをこう呼ぶ。一般的にはピットマン。 3:セーリングレース
1:ヨットとは キール【keel】 竜骨。本来は船底を前から後ろまで通して配置された部材で、ちょうど船の背骨のような存在。しかし現在のFRP製ヨットでは、こうした部材はない。船首から船尾までの船底中心部をキールということもあるが、船底後半はフラットだったりするので、これでも... 1:ヨットとは構造
1:ヨットとは キール・バルブ【keel bulb】 重心を下げるため、キール下端に取り付けられた砲弾状の鉛の固まり。砲弾状のバルブ部。それをぶら下げる板をキール・ストラットという。バルブ部で復原力を、ストラットは揚力の発生を担当する。 1:ヨットとは構造