3:セーリング アメリカズ・カップ【America’s Cup】 ヨットレース界で最高峰といわれるマッチ・レース。防衛者と挑戦者の1対1によるカップ争奪戦。1851年のワイト島一周レースで優勝した〈アメリカ〉(号)の艇名に由来する。以来、米国勢が守り抜いてきたが、1983年にオーストラリア勢が勝利を収め... 3:セーリングレース
3:セーリング アメリカズ・カップ・クラス【International America’s Cup Class, IACC】 アメリカズカップのために制定されたヨットのクラス名。エー・シー・ボートとも呼ばれる。規格は変遷を遂げ、『用語集』出版時はAC72という大型カタマランだったが、web版用に書き直そうと思ったものの、あまりに変化が激しいのでちょっと落ち着いて... 3:セーリングレース
1:ヨットとは ウイング・キール【wing keel】 キール下面にウイングを付けた特殊なキール。吃水を深くせずに重心を下げる効果があるほか、風上航においてキールの揚力を増すといわれている。1983年のアメリカズ・カップにおいて、カップを勝ち取った〈オーストラリアII〉が装備していたことで大き... 1:ヨットとは構造
3:セーリング ウイング・セール【wing sail】 飛行機の翼をそのまま立てたような形のセール。レーシング・カタマランや、スピード記録を狙う艇に用いられることがある。リジッド・セールやソリッド・セールともいう。かつては際物扱いされていたが、アメリカズカップでウイングセールが採用され、俄然注... 3:セーリングセール
3:セーリング エー・シー・ボート【ACボート】 アメリカズ・カップで用いられる規格のヨット。アメリカズ・カップ・クラス艇の略。さまざまな変遷を経て、現在はマルチハル艇からさらになんというか不思議な形のモノハル艇になっている。本サイトの元となっている書籍『実践 ヨット用語ハンドブック』が... 3:セーリングレース
3:セーリング シンジケート【syndicate】 本来は組織や機関をいうが、ヨットの世界ではアメリカズ・カップの挑戦チームや防衛チームの組織を指すことが多い。最初の優勝艇〈アメリカ〉(号)が、共同オーナー制であったためにアメリカ(号)・シンジケート(共同体)と呼ばれたことに由来している。... 3:セーリングレース
3:セーリング タッキング・マッチ【tacking match】 先行艇のタイト・カバーを避けてタックを返した後続艇に対し、さらにタイト・カバーで応戦すること。1987年のアメリカズ・カップ挑戦艇シリーズにおいて、〈スターズ&ストライプス〉(デニス・コナー艇長)と〈キウイ・マジック〉(クリス・ディクソン... 3:セーリングレース
1:ヨットとは テンダー【tender】 足船。沖がかりの船までの乗り降りなどに使う小舟。アメリカズ・カップに用いられるACボートはエンジンを持たないので、大型の引き船でドック・アウトするが、それもテンダーと呼ばれる。そのあたりの言葉使いは曖昧である。また、復原力が小さい船(腰が... 1:ヨットとは
3:セーリング ルイ・ヴィトン【LOUIS VUITTON】 フランスの鞄メーカー。ヨット界では、1983年から2017年まで、アメリカズ・カップ挑戦者決定シリーズのスポンサーとして有名だった。大会名は、ルイ・ヴィトン カップ(LOUIS VUITTON cup)。このカップを手にした者だけが、頂上... 3:セーリングレース
書籍版『実践 ヨット用語ハンドブック』まえがき、あとがき はじめに ヨットはどうも難しそうだ。興味はあるけれど取っ付きにくい。こんな声をよく聞きます。 ほんとうは単純な乗り物なのですが、どうやらヨットの上で使用される用語の難解さに取っ付きにくさを感じる人が多いのではないのでしょうか。 なぜ、こう...